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カドミウムを吸収しない「コシヒカリ環1号」

2018/01/17

日本では火山活動の結果として、カドミウムが土壌中に広く存在しており、根から吸収されて農作物に移行することが知られています。米については、農水省が都道府県や生産者と協力して、稲のカドミウムの吸収が抑制される湛水管理や、土壌がカドミウムに汚染されて地域における客土等の低減対策を推進してきた。この結果、国産の米中のカドミウム濃度が以前よりも低くなりました。
平成23年には、農家に営農指導する立場にある者を対象として、「コメ中のカドミウム濃度低減のための実施指針」を策定し、それに基づく対策の普及を進めてきた。
このほど、農研機構が生育特性、収量、外観、食味等がコシヒカリとほぼ同等で、土壌中のカドミウムをほとんど吸わない品種「コシヒカリ環1号」が開発され、平成27年に品種登録されました。現在、各地方自治体や農研機構が、主要品種と「コシヒカリ環1号」との交配により、土壌中のカドミウムをほとんど吸収しない様々な品種の開発を進めています。今後、こうした低吸収性イネの開発と普及を進めることにより、米中のカドミウム濃度をさらに低くでき、摂取量も低減できることになります。
このため、米の食品としての安全性をさらに高めるため、カドミウム低吸収性イネの利用を、対策技術として指針に加えることになりました。

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